「法律婚」や「結婚」の効用が有りきという家族観のバリエーションの乏しさが、

男女の生きづらさだったり、

個人の生きづらさに繋がっているのかな？と思えてなりません。

法律婚を選べないカップルの中には女性が姓を変えることが利益の大きな損失に繋がるケースもあり、

カップルの繋がりを法律が阻害しているとも言えます。

法律婚をしている人たちの方が、出産数を増やしているとも言える国である以上、

諸々の少子化の課題を小さなものからでも解決していくことが肝要です。

 

日本人は、狭い島国で、

同一民族かつ似たような文化風習に囚われがちだったのかもしれませんが、

今や、令和です。

そろそろその血族の優先や姓を同じくすることに執着する呪いは解かれるべきだと感じています。

 

カップルは、血が繋がってなくとも、

別々のファミリーネームであっても誰かとパートナーシップを築きたいと思える素敵な関係性だと思えますし、

それが期間限定であったとしても、

由あって、たとえ、ひとり親になったとしても、

育てる子への愛情に変わりはありません。

 

家族としての繋がりを、別姓でも同姓でも等しく扱おうよ。という感覚のどこが誰に迷惑をかけているんだろう。

議論をまとめられない有識者たちは、何に怯えているんだろう。

 

ヒトとヒトとの快適な距離は血の濃さで決まっていないし、

ましてやファミリーネームが同じかどうかで決まってすらもいない。

 

いっそ「姓」など無くして仕舞えばどうなるだろうか？と、

この国の未来をAIにシュミレーションしてもらおうか。